◆長野県松本市の放射能対応

長野県松本市の「広報まつもと」2011年12月号には「原子力災害と放射線被ばく」という特集が組まれていて、 「内部被ばくゼロ」を目指している松本市ならではの、チェルノブイリと比較した詳しい解説が載っています。 「軽度の汚染地域に住み続けてきて何が起こるかというと、実は『分からない』のです。 ここが問題なんです。内部被ばくでどうなるかというのは、まだ科学的に解明されてないから、 チェルノブイリの状況を参考にするしかないのです。」(公報から抜粋)

また、解説の最後を「私たちはできる限り、汚染地域の方に対してバックアップできることはさせてもらいます。 皆さまの税金を、子どもたちのために使わせてもらうこともありますが、その時にはどうぞご理解ください。」 で締めくくっているところは、納税者に対して説得力があります。

この公報は、松本市サイトからダウンロード・閲覧することができます。
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/koho/koho/2011/20111201/files/P1-P11.pdf

◆神奈川県相模原市の給食1食丸々検査

神奈川新聞によると、相模原市学校保健課が、12月7日より給食1食丸々検査を始めるようです。
"http://ameblo.jp/hirohaco/entry-11091297914.html

市内の72小学校と25保育園のうち毎週3校・1園を選んで、提供した給食を1食丸々冷凍保存し、 1週間分をまとめてミキサーにかけ、市衛生試験所で測定器にかけるそうです。 一回りするのに19週位かかり、年度内に一回りするとのこと。 センター方式ではない自校式の給食も、このように検査できるわけです。

◆埼玉県桶川市の放射線測定結果に伴う除染(低減化)対策について

http://www.city.okegawa.lg.jp/cts/999999/99900n/99905n.html
11月中旬から桶川市がホットスポット除染を開始しましたが、桶川市の基準は、 「地表1cmで毎時0.19マイクロシーベルトを超えた場合は、除染(低減化)」だそうです。 埼玉県内でも、この基準は自治体によってまちまちなようです。


2011.12.10更新



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